インターネット上には基本的に子どもとのほのぼのネタしか書かないことにしているが、例に漏れず我が家の子も言うことは聞かないし、乱暴だし、めちゃくちゃ散らかすし、とにかく手がかかる。
子供(やめろと言っても聞かない、危険を顧みず乱暴で非合理的な行動をする)の相手をするの、酔っぱらいの相手をするのに似ている
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2022年12月3日
とid:hitode909 さんがツイートされていたがまさにこれで、食事中に椅子から肩によじ登ってきて肩車しながら頭を殴り続けてくるし、何度言ってもおもちゃを投げつけてくるし、抱っこされたがって全然歩かないし、毎朝保育園行きたくないとグズるし、の割に帰りには家に帰りたくないコンビニでおやつ買えとグズる。
そんなわけで日々消耗しているが、そんな話を一々ツイートしていても気が滅入るだけだし、残すならよい思い出の方がいいと思うので、愛らしいエピソードをメモ兼ねてツイートすることが多い。
ただ安心してほしい(?)が、ちゃんとこちらに余力がなく疲れ切っている時には幼子相手にブチ切れることも勿論あるし、その後に自己嫌悪で自分が嫌になることもよくある。子育てとは常に子どもに対してと同じくらい、自分という人間の小ささと向き合うことでもある。
先日姉宅にお邪魔する機会があった際に、同じ年のいとこ(姉の子)のおもちゃを我が物顔で使って意地悪をする子を叱る機会があったときに、姉が表題のセリフを言っていた。
曰く、3歳くらいの子どもが他人を慮ったり自分の我をコントロールできないのは当たり前で、むしろこのくらいの年頃の子どもが聞き分けがよいことがあればそっちの方が怖い、と。
子どもがわがままに振る舞えるのは、親との関係性において安心感を持っていて「親の前ではわがままに振る舞っても大丈夫」という自己肯定感を持っている証拠なので、むしろいいことなんだぐらいのことを言っていた。
本当にそれでよいという根拠がどこにあるかは正直不明だが、なんかそう言ってもらって(子の傍若無人な振る舞いは親としては消耗させられるところなんだけど)自分の子どもとの接し方や育児についても肯定してもらえたような気がして、随分気がラクになった。
気はラクになっても育児がラクになるわけではないんだけど、同じように「うちの子、マジで言うこと聞かないんだが??」と育児で消耗しているご家庭があったら、同じように多少気がラクになることもあるかなと思ったので、ブログに書いておきます。