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現実は意外とFF外から失礼される

Twitterで時折見かける「FF外から失礼します」は、インターネットが一部の人のものでなく広く一般に使われることで、インターネットが別世界ではなく現実世界の延長、あるいは拡張として受け入れられた結果、知らない人に声をかける時の礼儀としての現象だと思うんだけど、子どもを連れていると意外と現実でもFF外から失礼される。
 
強そうな雰囲気を纏っている*1からか、これまであまり街角で声をかけられることがなかったのだけど、赤子を連れていると結構な頻度で見知らぬ人に声をかけられる。
メインはおばさん(あるいはおばあさん)なのだけど、若い女性やおじさんなんかも声をかけてくる。
どういう内容かというと大体想像つくような「あらかわいい!こんにちはぁ*2」「いまいくつ?」「女の子かしら?男の子かしら?」といった当たり障りのない会話で、時には「うちはもう大きくなってるけど、自分の子育ての時を思い出すわぁ〜」と思い出話を語ってくれるおばさまなどもいる。
印象的だったのが、病院の待合室で遭遇したおばあさん2人組で、「まあかわいい!はっ!でも触っちゃいけないのよね。勝手に人の赤ちゃんに触っちゃいけないって、テレビで言ってた!」というやつで、普段テレビを見ないので(へええ、今テレビではそういうのもやってるのかぁ)と思ったりもした。
 
母に「子連れになってからやたら声をかけられるんだけど、あれ何でだろうね」と話したら「子ども連れてる人に悪人はいないからじゃない?子連れの人は、急に殴りかかってきたりとかしないでしょ」と言っていて「まぁたしかに…」と少し面白かった。
見知らぬ人に話しかけられることに対して否定的な感情を抱く人もいると思うが、個人的には期間限定の一種の面白体験っぽくて、まったく抵抗がないわけではないけれど、話しかけてきてくれる人々との関わりを興味深く思う。
 
子連れの人に悪人がいないように見えるのと同じで、話しかけてきてくれる人たちの多くは、子連れの親御さんを温かく見守るスタンスである人々で、あるいはそれを話しかけることで示してくれているところもあるのではないかと思う。
妊娠期から育児期にかけて、いまのところ(ネットでよく見るような)他人との関わりで嫌なことをされた経験がないので、尚更無邪気にもありがたく思う。
現実世界では見知らぬ人から突然話しかけられるときに、インターネットみたいに「FF外から失礼します」*3と言われないのも面白い。

*1:これは自称ではなく、他者評価です

*2:子に向かってあやすように

*3:現実世界でこれに相当する挨拶って何があるんだろう

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