朝活をはじめた。と書くと、朝活という言葉はなかなか便利だなあと思う。
言ってしまえば少々早起きをして、何かしているだけである。
はじめた理由
朝活をはじめようと思ったのは、常々「時間がない」と感じているから。やりたいことはたくさんあるが、やる時間が足らない(と感じている)。
そうは言っても、常にみっちり時間を使っているかといえば、そうとも言えない。つまるところ、あまりうまく時間を使えていない。
夜遅くまで起きる選択もなくはないが、あまりやると翌朝が怖いのと、夜更かししても結局だらだらと無為に時間を消化してしまう経験から、習慣改善も兼ねて朝、少しだけ早く起きて朝活をすることにした。
はじめかた
私は恐ろしく、朝が弱い。最初、通常より二時間早く起きる(6時)コースをしようと思ったが、毎朝目覚ましを三度鳴らしてようやく起きている私である。
「急に早くは起きれないと思うから、30分早く起きるくらいからはじめたら?」という夫のありがたい助言に従って、7時半に起きるコースをはじめ、ここのとこ数週間、続いている。
「朝活で何をするか」は、目的そのもののため、かなり重要だ。
「やりたいこと」はたくさんあるけど、どれから手をつけていいか判断できず時間を有効に活用できていないと思ったので、自分のしたいことをピックアップしてみる。
- HTML、CSSの勉強
- プログラミングの勉強
- 英語の勉強
- 読書
- 家事
- 運動不足解消 ...etc
これらのうち、30分でできることをはじめる。起きぬけにすぐ勉強をはじめるのは現実的じゃないので、1~3は飛ばす。
通勤時間などのちょっとした空き時間で解消できている4(読書)を外す。
そういうわけで、残った5(家事)と6(運動不足解消)を、30分でする。
5分ヨガ
以前、ラジオ体操を習慣的にしていた経験から、かんたんな運動を取り入れるだけで、睡眠の質向上や、肩こりなどの体調を整えるのに効果的であることは実証済みである。
ただ、起きぬけに元気のいいラジオ体操の音を聞きたくない。眠くてダルいので、まったり動かしてほしい。そこで、ヨガをすることにした。
YouTubeで検索すると、5分ヨガシリーズというのがあって、名前のとおり、5分でできるヨガが紹介されている。
このシリーズ、10個以上あって、5分以外のヨガもたくさんある。
朝、ベッドから這い起きて、リビングのラグの上に横たわり、寝ぼけながらYouTubeの再生ボタンを押すと、いい感じに落ち着いた声色でお姉さんがヨガをしてくれるので、真似をしながら徐々に目覚めていく感じでやっている。
ヨガ、動画だと涼しい顔してインストラクターの人やってるけど、実際やってみるとなかなかキツい。
家事と水分
5分ヨガの動画は長くても7分足らずくらいなので、15分をヨガ時間にして、あとの15分で白湯を飲んだり、洗い物をしたりで、意外とゆったりと朝を過ごせる。
8時になると、豆乳に粉で溶かしたスムージーや、青汁を飲みながらメイクをする。
自分で書きながらだけど、めっちゃ都会のOLっぽいな。
一日に2リットル近く、水分を取るのが理想らしい。飲み物はよく飲む方だけど、それでも1リットルがいいところなので、朝のうちにコップ2杯は飲むよう心がける。
無理にしないコツ
「ちょっと早起き」で「短時間でできること」をこなすことで、習慣づけていくのがよい。週末も、いつも昼近くまで寝ていたのが、自然と早く目が覚めるようになった。
たとえ早く起きれなかったとしても、「自分がなにをしたいか」をピックアップして、「どの時間になにを割り当てるか」を考えるだけでも発見があるのでよい。
朝5分のヨガをしそびれても、帰り道で近所を5分だけ寄り道しながら帰るとか、寝る前に5分ヨガをするのでもいいかもしれない。自分がしたいと考えているタスクを少しでも消化することで、漠然とある気がかりが解消されるので他の「したいこと」に与える影響は意外と大きいと思う。