本トのこと。

ここは個人のブログだよ

自分の子を「さん付け」で呼んでいる

2019年に出産した今一歳の子どもがいて、その自分の子を「さん付け」で呼んでいる。

これはほとんど生まれた時(いや、お腹の中にいる頃からかもしれない)からの呼び方で、私だけでなく夫も子のことをさん付けで呼んでいる。もっとも夫が子を「さん付け」で呼ぶのは、私がさん付けで呼んでいるから何となくというものだと思う。

なんで「さん付け」で呼んでいるかと言うと、ふとした時に子に対してぞんざいな扱いをしたくないから。

自分の親にぞんざいな扱いをされて育ったという不満があるわけではなく、ごく一般的にみれば幸福な家庭の元に生まれたと思っているが、それでもとくに子どもの頃というのは大人の事情や判断の影響をモロに受けるし、その中で子ども自身の意志や自律が妨げられたり蔑ろにされたりということは当然行われる。

そういうものに、極力加担したくない。

子を育成し、監督する立場でもあろうが、同じ人間として十分に尊重した関係性を育み維持したい、という気持ちがおそらく強いのだろう。「さん付け」している相手に、さん付けしながら横暴な態度や発言をするのは、きっと難しい。

思い返すと夫婦間でも似たようなことをしていた。

 

 

先日友人と電話をしていて子どもの話になった時、「昔私に姪っ子ができた時に、私昔は子ども大っ嫌いだったからさ、姪っ子が騒いでいるのを見て『うるさい!』って言ったっていう話をよっちゃんにしたら、『子どもに"うるさい"という物言いをしてはいけない』って言われたの覚えてる」と言われた。

私はまったくその件についての記憶がないのだけど、多分今同じことを言われても同じことを言うだろうと思う。

この電話での会話をしながら、子への物言いを思い起こして「そういえば"さん付け"してるな」と思い、昔から一貫して子どもに対してぞんざいな扱いをしないということに注意を払っていたのだなと思った。

子が読んでいる絵本、私が読んだ育児書(0歳〜1歳2ヶ月)

妊娠中から現在(子一歳)にかけて、本にたくさん触れる機会があるので、うちで子が読んでいる絵本や、私が読んでよかったと思った育児書などについて、メモも兼ねて書こうと思います。

 

絵本

こどものとも0.1.2.

うちでは3ヶ月くらいの頃から図書館で絵本を借りてよく読み聞かせをしているのですが、子が8ヶ月頃に福音館書店の「こどものとも0.1.2.」の定期購読を始めました。

 

www.fujisan.co.jp

 

本屋さんでも絵本売っているけど、定期購読にしていると自動で届くので、毎月絵本のギフトが届くみたいなワクワク(といっても自分で申し込んでいるんですが)があります。出産祝いとかにもよさそうですね。

あと今だと感染症対策で外出控えてたり、図書館にも行きづらかったりするので、そういった意味でも定期購読で新しい絵本が届くのは便利です。

 

じゃあじゃあびりびり / いないいないばあ

この2冊は居住地区のサービスでいただいたのだけど、さすが区が選んでいる定番絵本だけあって、どちらの本も子の食いつきがいい。

 

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

 

 

声に出して読みたい日本語 国破れて山河あり/漢詩

絵本だけでなく色んな言葉を聞かせて何に興味を持つかというのをやってたら、論語とか漢詩が好きみたいで、中でもこの絵本は自分で一人遊びをしながらめくるくらい好きなようです。

 

 

 おやさいどうぞ

しかけ絵本的な感じで、おやさい(の皮)がめくれて実が見えるような仕組みになっている絵本。指先が使えるようになってきた9ヶ月頃からめくる動作を楽しそうにしていました。

おやさいどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

おやさいどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

 

 

 かんかんかん / まるくておいしいよ

 0.1.2.えほんのシリーズ。「かんかんかん」は色んなところで評判がよく買ってみたら、やはり好きなようで、じっくりページを見ています。

かん かん かん (0.1.2.えほん)

かん かん かん (0.1.2.えほん)

 

 

 「まるくておいしいよ」はたまたまBOOK OFFで絵本をみかけて買ったものですが、こちらも意外とじっくりページをみています。(BOOK OFF、都内だと上野と秋葉原に絵本を見に行ったけど結構たくさん置いてあっておすすめ)

まるくて おいしいよ (0.1.2.えほん)

まるくて おいしいよ (0.1.2.えほん)

  • 作者:小西 英子
  • 発売日: 1999/05/15
  • メディア: 単行本
 

 

音が出る系(てあそびうたえほん・すてきなピアノ)

 0歳児の頃、3回入院する機会があったのですが、入院先の小児病棟のプレイルームに音の出る絵本が置いてあって、興味を示していたので「てあそびうたえほん」を買ったらとても気に入ってくれました。

手遊びうたがイラストで書かれていて、音に合わせて大人がやってみせるといい子に見て楽しんでます。

おとのでる てあそびうたえほん

おとのでる てあそびうたえほん

  • 発売日: 2016/03/18
  • メディア: 単行本
 

 

そして最近、子ども向けのクラシックを聞いてたらピアノ弾きたい欲が出てきて電子ピアノ情報を見ていたのですが、トイザラスで小さな鍵盤のついたピアノえほんを見かけて「これでええやん!」と思わず買ったのが「すてきなピアノえほん」。

子どもはボタンを押すのが好きなので、鍵盤や曲のなるボタンを押して音に親しんでいます。 

すてきなピアノえほんDX (たまひよ楽器あそび絵本)

すてきなピアノえほんDX (たまひよ楽器あそび絵本)

  • 発売日: 2018/03/29
  • メディア: 単行本
 

 

 

絵本は1日10冊の読み聞かせを目安に目標としているのですが、今くらいの年齢向けの絵本だと1冊読むのに1分程度ですぐ終わってしまうので、絵本のバリエーションをどう増やしていくかが今後の課題です。

 

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子の絵本棚。少しずつ増えてきた

 

育児書

ひとの役に立つ人間になりなさい。徳は才に勝る。 

産前産後にさまざまな育児関連の本を読んだのですが、個人的に一番参考となるところがあり、共感できた本。

たまたま図書館で手にとって読んだ本なのですが、韓国でベストセラーとなった本らしく、蓮池薫さんが訳をされています。

韓国は学習競争が激しいらしいですが、本書は学習や競争社会を生き延びるためのハウツー本的なものではなくて、アイデンティティの話であったり、親が子にどのような背中を見せるかといった、いわば子の人間としての土台をどう育てるかのヒントがたくさんあります。

 

 

0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん 伸ばす!

 育児や知育関連の本をたくさん借りたり立ち読みしたりして、どんなのがあるのか、何がよさそうか判断できそうな情報を集めたのですが、個人的にモンテッソーリ教育が一番しっくりきたので、モンテッソーリ関連の書籍でも一番よかったこちらを購入して、子の成長に合わせた環境を整えるのに参考にしています。

 

 

 子どもも大人も楽しめる 絵本の選び方

図書館に絵本を借りによく行くのですが、たくさん絵本があって何を選べばいいのかが分からない。

この「絵本の選び方」は、人気の絵本の紹介だけでなく、日本の絵本や海外の絵本、絵本作家の特集や、絵本に出てくるおやつのレシピなど、多岐にわたる絵本に関する情報が掲載されていて、手元にあると絵本選びが捗ります。

絵本の選び方

絵本の選び方

  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

子どもへのまなざし

 産休に入る前に会社の先輩ママさんである同僚からいただいた本。

乳幼児期の育児の重要性を説き、人への信頼感や思いやりなど、人格のベースとなる部分の育成についていかに子と向き合うか、親として自覚できるきっかけとなる本です。

子どもへのまなざし (福音館の単行本)

子どもへのまなざし (福音館の単行本)

 

 

実際には掲載した10倍くらいの育児系の書籍を読んだのですが、やはり育児本であっても自分の方針や子自身に対しても合う合わないがあると思うので、興味があれば実際に色々手にとって読んでみるのがいいと思います。

本屋さんにはもう置いていないような名著もあると思うので、おすすめの育児書や絵本があれば教えていただけると嬉しいです。

 

犬と喧嘩するのにわざわざ四つん這いになる必要はない

ミーティングという文化

通っていた中学校には「ミーティング」という文化があった。
ここでいう「ミーティング」とは何かというと、端的に言うと気に食わないやつを呼び出して、みんなで囲んで文句を言ったりダメ出しをする。それを「ミーティング」と呼んでいた。
スクールカースト」なんて言葉があるけど、中学時代にはなぜか「先にダメ出しをした方が強くて偉い」みたいな空気があった。
例に漏れず私もミーティングをされたことがある。10人だか15人だかの同級生に放課後の教室に呼び出されて、一方的にダメ出しをされる。といっても内容は「○○君と仲がいいけど好きなのどうなの!?」となぜか責められたり、持ってるモノがかぶっててマネしてると思われると嫌だとか、兄が居たせいで先輩に可愛がられててズルいだとか、しょうもない内容だった。
大体ミーティングをやる目的自体が「とりあえず誰かにダメ出ししてマウントを取りたい」なので、内容なんてそんなもんだよなと今では思う。
その時に私は何をやったかと言うと、それまで以上に明るくハツラツと振る舞った。他人のために自分自身を消耗したり犠牲にしたくない。
自分が何を感じ、何を考え、どういう言葉や振る舞いをしたいかに注意を払いたい。しょうもない仲間ならいらない。孤独でいい。つまり、気高く生きたいと思った。
 

気持ちよくなってるんだね

なぜ人は他人に対してダメ出しをし、一方的な批評を語り、文句を言うのか。多分その理由は明白で、「それが気持ちいいから」だと思う。
自分にもし子どもができて、いつかいじめについて語ることがあるなら、「いじめはダメですって学校で教わるかもしれないけど、いじめはダメなことだからやってはいけないだけではなくて、信じられないかもしれないけど他人を傷つけることには時として気持ち良さが含まれる。それはとてもおぞましいことで、だから他人を傷つけて気持ちよくなる自分に気をつけないといけない。」という話をするだろうなと考えてきた。
幸運にも子どもを授かることができて絶賛育児中なので、そのうちいじめについても子と話をすることがあるだろうと思う。
他人の至らなさへのダメ出しや正義感に駆られた過度な指摘なんかは偉いことじゃなくて、誰にでもできるというか、むしろ気を抜いたらやってしまう類のことだと思う。それをドヤ顔で行って気持ちよくなっている自分にもし気がつくことがあれば、その感情をよく観察して、自分の中の感情に注意するのだよと話すと思う。
間違いの指摘やダメ出しに終始して建設的でない強い言葉をドヤ顔で吐いている人を見ると「気持ちよくなってるんだね」とママは感じるよ、君もその気持ちよさには気をつけなさいね、と。
 
 

犬と喧嘩するのにわざわざ四つん這いになる必要はない

テレビに出ていた若い女性が亡くなったというニュースを見た。たくさんの誹謗中傷に耐えかねてのことらしいが、テレビを見ない生活を長くしているため、その女性についても、テレビ番組の内容についてもよく知らない。
他人からの心ない言葉によって人が一人亡くなり、さらに本件に関連したツイートと思われるきゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートへの攻撃が発生しているのを見て、かつての「ミーティング文化」についてふと思い出した。
 
以前インターネットで見かけた言葉で「犬と喧嘩するのにわざわざ四つん這いになる奴はいない」というのがある。
表現としてはどうも品に欠けて好みではないのだけれど、しかしその通りだと思う。かつて「気高く生きたい」と思った自分の気持ちをーー完全な表現ではないにせよーー言い表された気持ちになった。この表現を、品に欠け完全な表現ではないと思いながらもブログ記事のタイトルにまでしているのは、少なくとも私がこの言葉に救われたことがあるから。
誰かに傷つけられたときに、同じような方法でやり返したり他の誰かを傷つける側に回るのではなく、自分がどのような人間としてどう在りたいかをよく考え、言葉や行動に注意し、在りたい自分として存在していくことに注力したい。
 
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
 
何かしらの物事や情報に遭遇したときに発する解釈に、その人の思考や傾向が透ける。そこに無自覚であることはとても恐ろしい。
私は犬にはなりたくない。願わくば四つん這いになって吠え返すこともしたくない。だから私は解釈を通して自分が犬になっていないか、常に注意深くありたいと思う。
 

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