土屋アンナさん舞台中止騒動のオーディション商法について

数日前、はてなブックマークをぼーっと見ていたら、次の記事が目に入った。

話題の件なので私より詳しく知ってる人も多いだろうけど、内容を読んで懐かしい気持ちになる一文があった。

同舞台の監督で制作会社代表の高橋茂氏(別名・甲斐智陽)は、舞台を中止に追い込んだとして土屋に損害賠償を求める方針だが、業界からは同氏の悪評が噴出しているのだ。過去に有料オーディションを開き、合格者には数十万円のチケットノルマを課す“銭ゲバぶり”を指摘する声が浮上。

 唐突だけど、歌手になろうと思って主に中〜高校生にかけて、大量のオーディションを受けた時期がある。正確な数は覚えてないけど、百前後くらいは受けた。

オーディションには大小様々な規模のものがあって、ちゃんとしたところのオーディションだと基本的に無料なんだけど、中には有料のものや、そもそものオーディションの目的や結果が気づいたら怪しくなってるみたいなのもあった。

当時私はごく一般的な世間知らずの十代女子だったんだけど、数をこなすと色々みえてくるものがあって、そこにみえてくるものをオーディション商法(これ正式な呼び方か分からない)と呼んでいた。

そもそも有料のやつ(受験料でナンボと取られる)の多くは募集内容の質からして大したことなくて、やはり舞台の応募に多かった記憶がある。(私は専ら音楽オーディションを受けていたので俳優オーディションはほとんど受けてないけど、有料のやつは聞いたこともない音楽事務所とか舞台の俳優オーディションだった記憶がある)

次に養成所が行うオーディションで、これはいい人材を集める目的もあるし、オーディションに落ちた中から生徒になる子を獲得する意図もあるんだなぁというのを、受けていてひしひしと感じた。

一度間違って俳優系事務所のオーディションを受けた時、一次審査に通り二次審査を受けるのに鹿児島に行かないといけなくて、勿論そんなお金なくて無視したら「最終審査に合格したので養成所に入ってください」みたいあからさまなのもあった。(よく広告出してる見たことあるような事務所だった)

安室奈美恵やSPEEDなどを輩出した沖縄アクターズスクールも、輩出アーティストのブレイクと時を同じくしてだいぶオーディションで生徒を増やしていた。勿論オーディションの結果、歌やダンスを習いたいと思って自主的に入るので、別に悪いことではないんだけど。

あとは話題性のあるオーディション、今でいえばAKB48、古くはオーディション番組の代表格ASAYANなんかも広くいい人材を集める目的は当然ながら、それ自体がエンターテイメントとなり、話題性づくりやデビュー前からのファン獲得の流れがあった。

音楽は一人でもできるし(そもそも今の時代だとweb上でも活動できる)場数どんだけ踏んでるみたいなのもあまり関係ないのでオーディション自体にトラブル要素があるものはあまり見ないけど、俳優だと舞台歴などが重要になってくるのか、お金払ってでも舞台出て経歴つけたいみたいなのがあるのかもしれない。

っていう昔話を思い出しながら、記事の真偽のほどは定かじゃないが「過去に有料オーディションを開き、合格者には数十万円のチケットノルマを課す」っていう部分に言いようのない様々な感情が湧いて、思わず柄にもない記事を書いたのだった。

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