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『丹後農日誌』を読んで

id:attsumi さんが農家さんに住み込みで農作業のお手伝いをしてきた体験を綴っていた。

 

すごく簡単に言うと一日パソコンを扱う環境から、住み込みで2週間ほど与謝野町の農家さんにお世話になりつつ農作業をしてきた体験記である。その文章がなんとも良かったので、興味のある人は読んでみるといいと思う。

 

私は実際のattsumiさんを知っているので、その知っている彼女と重ねて日誌を追っていった。

彼女の持つやわらかな感性と、一つずつ実際の手や目で体験していく作業、そこからささやかながらもリアリティのある発見を重ねる姿に、ほっこりしたし、なんだか励まされる気もした。

女性が単身で農家に住み込みで農作業をしにいくことは、それを決意して行動するまで、すごくエネルギーがいることのように思える。(特に私は休日でも外に出たくないくらいの出不精なので、尚の事大層なことに思える)

でもそんな体験記を気負って読むわけでなく、ある種気楽な気持ちで読めるのは、私の持つattsumiさんのイメージが、決して「パワフルでエネルギーに満ち溢れた元気な女の子」というわけでなく、むしろ逆に何かをしたいと思ったときに考えすぎるくらい考えて、どうしようかな、してみたいことだし、でも、を繰り返した末の行動力でありエネルギーであると感じるからだと思う。(いや、実際はどうか知らないけれど)

 そこに、がむしゃらに頑張るみたいな力みではなく、不器用ながら自分自身でたしかめつつ少しずつ進む姿勢を見る気がして、ほんの些細なことでも(たとえば今日は五分だけ丁寧に掃除しようみたいな)ちょっとやってみようという、じんわりとしたやる気が出る。

 

農作業の体験だけでなく、自分でその記録を残すためのwebページまで作ってしまうのだから本当にすごい。

普段ブログを書いていると、その更新はすればするだけ続いていくけど、ごく一時期の体験を一つのサイトに残しておくという形式もいいなあと思った部分だった。

最後に全然関係ないけど、与謝野鉄幹(晶子)のこの与謝野姓は与謝野町に由来するというようなことを前に見た記憶があり、一度行ってみたいなーと思った場所だったので全然違う方面で羨ましくなったりしたのでした。

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