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はてなとはてなブログと「電書はてなブログ」の可能性

現在、はてなブログダイアリー、匿名ダイアリー含む)で書かれた記事を編集・編纂して電子書籍にする、という実験が行われている。

 

ブログを電子書籍にしたらどのくらい楽しいだろう? という実験をしてみることにしました。『電書はてなブログ 準備号』配信中です

 

この実験に際して、弊ブログ『本トのこと。』で書いた記事が対象になってるとのことで、掲載されることになった。

 

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ただ話題になった記事をまとめて電子書籍にするというわけでなく、

この『電書はてなブログ準備号』では、ブログ記事を編集部がピックアップし、オムニバス的に編纂・編集するという、従来の紙の出版における雑誌やムックに近い方法を試しています。編集・制作・流通には、株式会社デジカル、アマルゴン、藤原印刷株式会社の各社にご協力いただきました。

とのことで、ブログ記事を編集のプロが書籍として従来の出版に近い方法で編集を行なっている、という部分も、実験としておもしろい試みだなと思う。(ちなみに2013年8月19日までの配信らしい)

 

これまでいくつかブログサービスを使ってきたけど、はてなブログは他のブログとは違うなと思う部分がいくつかある。

 

<ブログ同士の距離が近い>

他のブログユーザーの記事が目に留まりやすく、自分の交流枠外の人にも読んでもらえる機会があること。

人気エントリーやおすすめブログ、新着エントリーなどで、他の人がどんなことを書いているか知ることができるし、読んでみて素敵なブログがあればスターをつけるのは勿論、「購読ボタン」でかんたんに購読できる。

他のブログサービスを使っているときは自分のブログで完結・孤立していて(それが普通だと思ってたし思う)同じサービス内のほかのユーザーの活動が目に留まることもなかった。

 

はてなブックマーク経由で読まれる>

はてなブログ内での表示だけでなく、自分の記事を気に入ってくれた人が「はてなブックマーク」でブックマークしてくれたら、普段はてなブログを利用していない人にも、はてブを通して記事を読んでもらえる機会が格段に上がる。

はてな以外のブログサービスの場合、読み手がはてブ使ってるとは限らないけど、はてなの場合は使ってる人が多いのか、はてブされる機会が増えた。(具体的にいうとBloggerでもブログ持ってるけど、よく検索・閲覧される記事でもブクマされてない)

 

<電書はてなブログの実験>

 そして今回の電子書籍の試み。どのくらいの量から今回の記事選んで編集したのか分からないけど、手間考えると相当大変だと思う。

ただ話題になったの集めましたーじゃなくて、ちゃんと電子書籍として編集・編纂しているところに、ブログの可能性を広げたいっていう、この実験への本気度とサービスに対する丁寧さを感じる。

 

 はてなには色んなサービスがあって、色んな人がいるし、色んな可能性を秘めてると思う。

可能性を文学に絞ると、最近見かけたものの中では、はてなハイク発の挿絵付短編小説集「クレイジーキルト」があって、文学とはてなの相性の良さを感じる。(そういえば森見登美彦さん平野啓一郎さんもはてダ(はてブロ)ユーザーだ)

 

クレイジーキルト

クレイジーキルト

 

 先日「爪と目」で第一四九回芥川賞を受賞された藤野可織さんはてなダイアリーユーザーとのことで、まったく接点ないけど同じはてなユーザーってだけでなんかすごい親近感沸く、みたいな変な一体感があるの、何なんですかね。

 

爪と目

爪と目

 

(局所的に)殺伐としたイメージがあるはてなだけど、ユーザー同士の交流や今回の試みに見るサービス側の書き手をあと押しする姿勢など、地に足つけてじっくり活動ができる土壌がある感じがする。

そういう部分が、自分の個人的な活動の主軸に、はてなを選ぶ一因なんだろうなと思う。

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