結婚式の準備についての覚書

ジューン・ブライドの季節がきますね。

自分の結婚式はもう半年以上も前に終わったのだけど準備が思いの外大変だったので、結婚式というものをするまでにどんな準備があるのか、できるだけ細かく記録しておこうと思う。

 

式場選び

京都在住なのだけど新郎は福岡、新婦は沖縄出身で、大学および新婦の実家が関東にあるという事情で出席者も全国津々浦々。

結果関東で挙げることにし、式場は飛行機・新幹線どちらでもアクセスのいい横浜にした。

ネットで式場を探して(主にWedding Parkというサイトを参考にした)実際見学した式場は三箇所。

試食やチャペルの見学などを行いその中から「会場の雰囲気」「料理の美味しさ」「スタッフサービスの洗練具合」すべてを取って一番よかったセントジェームス迎賓館を選んだ。

式をする前にも思ったし終わった後にも思ったけど、当日自分たちはほとんどゲストに気を配ることができない。式場の人がどれだけ行き届いているかは、当日ゲストだけでなく自分たちが快く記念すべき門出を迎えられるポイントになる。

二、三十万違っても当日をソワソワしながら送るのでは意味が無いので、安心して挙げられるという信頼のおける場所を選んだほうがいいと思う。

私たちは丁度半年前くらいに式場を押さえたけど、結構予約埋まってて日や時間を選べなかったので、一年前くらいからやるのがいいのかもしれない。

 

招待状と席次(ペーパーアイテム)

招待状は式場のサービスで無料だったので印刷だけしてもらい、宛名はうちの母に筆書きしてもらった。(全部印刷だと味気ないので、字の綺麗な人に書いてもらえると雰囲気出る)

当日テーブルに置く席次は別途有料だったので、LOFTで買ったイタリアンカード社の席次に自分で文言を印刷して作った。

通常、席次は披露宴会場で誰がどの席に座ってるみたいなのが書かれているらしいんだけど、そういうの入れたくなかったので、当日のメニューとか自分たちの軽いプロフィールとか、挨拶の言葉とか好きな感じで入れた。

席札はこれも母に手書きしてもらった。式の準備で本人たち以外の人がやることは頼まない限り殆どないので、こういう細かいものを手伝ってもらうと思い出にも残るし、当日までの気持ちも高まった気がする。

席札を書いたお陰で、当日の出席者の名前をおよそ把握していた母は、来賓の席を回る際に「あなたが◯◯さんですね、席札を書いたときにお名前を拝見して〜」みたいな会話のキッカケにもなってた。

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招待客

元々自分たちの中では、お互いの家族兄弟と最小限の友人程度で考えていたのだけど、招待状送る段になって実家の方々に「式挙げるなら親戚も当然呼ぶだろう」みたいな感じになり、さらに父親が盛大な式と勘違いしたのか会社の人を勢いあまって口頭で招待したりで、当初の計画とズレて大変だった。

実家と住んでる場所が遠いとこういう(誰を呼ぶかなどの)齟齬が出る可能性もあるので、あらかじめどんな人呼びたいか、規模はどの程度を想定しているかなど両親含めた共有って必要なんだなと思った。

 

ドレスとタキシード

新郎は三着の中から一番似合ってたブラウンのタキシードで即決。

私は特にドレス着たい願望もなく何がいいのかサッパリなままアレコレ着せてもらった。試着は時間がかかるため予約制であり、一回の予約につき四着程度着られた。二箇所回って八着くらいは試着した気がする。元々お色直しするつもりなかったので、カラードレスは着ていない。

ドレスへの憧れは皆無だったけど、色んなドレスが無料で着られるし、ディズニー映画でしか見ないようなドレスとかも着せてもらえてお姫様みたいで面白かったので、ひと通りの形のやつを着せてもらったらいいと思う。

ちなみに選んだドレス。

 

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小物類について

花嫁はドレス以外に、ヘッドドレス(ティアラ・王冠・花......など)やグローブ、ベール、など色々決めたり用意するものがあった。

<ヘッドドレス>

 

ヘッドドレスは花が一番しっくりきたので花にして、関東と関西とで二次会をやる予定だったので生花ではなく造花のやつを買った。見栄えも全く見劣りしないものでこれは華やかで便利だった。

<グローブ>

グローブはレンタルでも買うくらいの値段したのと、レンタルで思うデザインのがなかったので買うことにした。

指先が開いているやつにしたんだけど、指輪交換とかもそのまま出来てよかった。背が低いので腕も長い方でないけど、長さも写真とほとんど変わらないくらいだった。

 

 

 <二次会用ドレスとタキシード>

関東と関西で披露宴とは別に二次会をそれぞれ行う予定があったので、ドレスを挙式時のレンタルドレスとは別で探して購入した。

通販で買うと試着できないので、サイズ(特に私は背が148cmと低い)とか見栄えとかよく分からないけど、写真でよさそうだったものを買うことにした。

選んだドレスは後ろが編み上げになっていて太さを調節でき、(本物のドレスと比較すると素材は勿論劣るけど)デザインも可愛くて買ってよかった。なにせ一万円しないとか、信じられないくらい安い。

 

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 ちなみに実際着た写真。

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新郎のタキシードは通販で一度買ってサイズ合わなかったので、街のスーツやさんで細めのタキシードを買ってお直ししてもらった。四万くらい。

<ブライダルインナー>

ウェディングドレスの必需品がブライダルインナーで、よく名前の聞くブランドのだと高くて(の割に、せいぜい一、二度しか使わないので余計に)どうしようか悩みつつ通販で購入。たしかいつもと同じサイズを買ってぴったりだった記憶。

 

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リングピロー

挙式の時に使うリングピロー。これは最も出番が少ない上に記憶にも残らなかったので、こだわりのない人は安いの買うか、作るの得意な友人とかいたら作ってもらうなどしたらよさそう。(私は作る暇も頼むアテもなかったので買った)

 

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<ベール>

ベールは自力で作成した。レンタルだとたしか一万五千円かかると言われて「えっ、なんでそんな高いの。買う方が安いのでは」と思ったけど販売されてるものもちゃんとしたやつは思ったほど安くなかった。

作り方はここ(ウェディングベールの作り方☆)で調べました。裁縫まったく得意でない私が割と楽に作れて、材料費は千円かからなかったと思う。

 

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<ウェルカムボード>

ウェルカムボードも自分で作った。

個人的にはこういうの要らないと思ってるけど、何も用意しないと本当に味気ない感じになりそうだったので。

LOFTにも売ってるけどそのまま買うと結構高かったので、キャンバスに造花とレース巻きつけて高価めな厚紙に『welcome to our wedding reception 新郎 & 新婦 November 23 2012』みたいな文字入れた気がする。

Macに良い感じのフォントが入ってたけど、どのフォント使ったかは忘れた。

同じサイズのボードの1/4くらいの値段でできたはず。

印刷するのと造花くっつけるだけなので簡単に作れる。キャンバス以外にも、ちょい立派めな額に文字とか印刷したの入れるだけでも随分雰囲気違うはず。

 

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ウェルカムボードの横に写真立てをいくつか置いて、入り口付近に(これは唯一置くものの希望として最初からあった)シャガールの絵を飾った。

 

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 <カメラ>

あと意外とあって良かったなーと思ったのが、チェキ。

カメラマンを頼んでたし、ゲストにもたくさん写真を撮ってもらったけど、当日パーティが終わって帰っても手元にその写真データはなく、すぐ見ることができない。

チェキがあるとその場ですぐ見られてそのまま持ってかえることができたので、余韻をより楽しめた。その場の人も撮り合うなどして盛り上がれたっぽい。本体とフィルムで一万くらいで用意できたと思う。

 

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動画の準備

披露宴での余興とか皆無で、遠方からで久しく会うゲストが多いため、ゆっくり会話や写真の時間が取れるようプログラムした。

ので、自分たちでそこそこ盛り上げ要素作るのと披露宴っぽさを演出しようというのがあって、オープニングの動画を一本と、スライドショー動画を新郎新婦分用意して計三本作成した。

動画については「これまで作った動画についての二、三のはなし」にも書いた通り、MacBookに入ってるiMovieで編集し、動画は夫のカメラ、ソニーデジタル一眼 α NEX-5の動画撮影機能を使った。

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動画を作る際に一番苦労したのがアスペクト比で、会場の画面が4:3だったのに対し、編集したのが16:9で、一部切れてしまうみたいな感じで変更しないといけなかったこと。

アスペクト比の変更自体は結果夫に丸投げしたのでどうやったのか覚えてないけど、なんだかんだで式場の人が(流せないと式になんないので仕方なく的無料で)直してくれた気がする。

 

引き出物

引き出物は式場でよく見かける袋を持たせる形式ではなく、後日自宅へ届くよう事前に郵送手配した。

理由は三つあり、前述の通り遠方からの来賓が主だった、二次会がその後に控えてて荷物になると邪魔、式場で選べる引き出物の品が微妙だった、というので来賓ごとに自分たちで選んだ品を贈った。

あと引き菓子、要るかなぁという感じだったので省いた代わりに引き出物に予算を回した。

非常に合理的だし、より良いものを探せるし自由度高くてよかった。

 

音楽

式で流す音楽の希望を聞かれる。入場、乾杯、両親への手紙......のようにシーンごとに細かく聞かれた。

いざ結婚式を挙げることになって自分のiTunes を見返したけど、意外と結婚式向けの曲がない。

ミスチルGReeeeNって柄でもないし、R&B系の曲もしっくりこない。

色々探してQ;indivi Starring Rin Oikawaが一番自分たちの雰囲気にしっくりくる気がして、殆どこれでまとめた。

 


Wedding March Rin Oikawa - YouTube

 


Winter Song / Covered By Rin Oikawa (Q;indivi ...

 

ゲストのテーブルや自分たちが座るテーブルに飾る花も困ったものの一つだった。私はこういうものにてんで疎くて、まったく希望がない。

披露宴会場を下見するとき、色々写真を撮ることができるので、あるようなら花の写真も撮っておくといいかもしれない。会場の雰囲気によって、どんな色、どんな形の花がいいかもと想像をふくらませることは出来るだろう。私はそれをしてなかったので、花に関しては夫に任せた。

式を挙げる季節により用意できる花の種類(や値段)も変わるようなので、こだわりがある人はそういうのも意識しておくといいのかも。

 

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全体的なタイムテーブル

結婚式は大まかに決まった型はあるけれど、基本的には自分たちのしたいように出来る。そういう自由度が高いので「何がしたいか」を持ち合わせない人間にとっては逆にハードルが高い。

そもそも私が式を挙げたい願望がなかったので、ゲスト最小限、余興なしで会話と写真の時間をゆっくり取るという希望以外、決まってなかった。

自分たちでオープニングとスライド動画作ったのと、乾杯の挨拶、友人代表挨拶を頼んだのは型のうちで、それ以外ではテーブルごとに司会者の方に抜き打ちでインタビュー形式で、ゲストに思い出やお祝いのコメントをもらうということをした。

あとデザートを、会場の側についてるテラスでのブッフェ形式にした。

座りっぱなしのパーティではなく動きがあったのもよかったし、新郎がシェフに扮してみんなにケーキを分け取るイベントを入れたの面白かった。これは式場の人が提案してくれたことで、盛り上がる場面になった。

 

両親への記念品

披露宴のイベントとして両親への手紙(新婦が読む)と記念品の用意があった。

「自分たちを祝って欲しい」というより、「けじめとして挨拶代わりに式する」みたいな感覚が強かったので、感謝を伝えるにあたり両親たちに「何十年前にあなた方が同じようにこうして門出を迎え、時を経て今日がある」というのを伝えたかったので、「年号ワイン.com」というサイトで、両方の両親の結婚記念年のビンテージワインを用意した。

物にもよるけど2〜30年前のワインが 数万で買えた。

 

花嫁的やってよかったこと

美容系は殆どしなかったけど、まつげエクステとジェルネイルはやってよかった。(式の3〜4日前にやった)

あと背中の毛を剃ってもらうやつ。(肩やら背中やら出るドレス着るので、やるとやらぬとで肌のトーンが違う)

 

お金のこと

無計画に思われるかもしれないけど式を挙げようと決めた当初、貯金が全然なかった。半年で大体総額の五分の二くらい貯めたけど、若い世代で式の代金を全額キャッシュで丸々出せる人はそういないと思う。(式場が非居住圏だったので打ち合わせのたびに交通費等かかってアレだったのもあるけど。近場でやるならもっと違ったかもしれない)

式場にもよるだろうけど、私たちのケースでは挙式前に全額現金で振り込まなければならなかった。元々両親に頼る気はなく、ご祝儀を前もって充てるということもできないので、お金を借りることにした。

これがまた便利で、もっと早く借りること前提で計画しておけばよかったと思った。ストレスが全然違う。

三十日間無金利みたいなので借りたけど、幾分貯金は貯まってたし、式が終えると返済できる程度にはご祝儀があるので、金銭的に心配があれば早めに候補に入れててよさそう。

人により借りられる金額は異なると思うので確認はしたほうがいいと思う。式の二〜三週間前に申込みして、式終了後すぐ全額返済した。(勿論金利はなかった)

 

最後に

夫の仕事が丁度忙しい時期で、結婚式の準備の多くを必然的に自分がやることになり、節約と忙しさの狭間で本当に大変だった。(マリッジブルーって、結婚式を挙げるまでの一連の準備疲れなのでは、と思ったほど)

(私側の)家族との意思疎通ができてなくて齟齬による意見のぶつかりあいなどもあり、これも意外な試練だった。

もし式を挙げる時に、家族などに「普通なら誰々は呼ぶだろう」とか「普通の式はこうするだろう」みたいな、自分の希望とは違うことを言われるようなことがあったら、覚えておいてほしいことがある。

まず、二人が計画して挙げる結婚式なのであれば、結婚式の主役はあなたであり、あなたが一番すべきことは幸せな気持ちでみんなに祝福される準備をすること。

次に「普通の結婚式」なんてないってこと。これは「みんな特別な人間で、それぞれオンリーワンの結婚式」って意味ではなくて、そもそも現代的な挙式や披露宴の歴史自体が浅くせいぜい四〜五十年程度であって、どうやるのが常識とか日本の文化とかそんなことは考慮する必要がなく、お金も時間も労力もかけるのだから主役がハッピーにならなきゃ収まり切らない行事なんだってこと。(結婚式の歴史については「日本の結婚式の歴史」に詳しく記載があるので一読するといいかもしれない)

できれば人に上手に頼ることと、準備から自分が楽しむことができると最高。

これって案外むずかしいことなんだなって思ったから、こうして長文を書いた次第です。

 

【追記】

私たちの場合、私はそもそも結婚式挙げたい願望がなかったけど、夫が(妻をもらうのだからけじめとして)「ちゃんと結婚式を挙げて挨拶をしたい」と言ってくれて式を挙げることになった。

「女性は結婚式興味あるんだろうけど、男はそういうの興味ないし面倒そう」みたいな感想を持たれる方がいるとすればそれは至極真っ当な感想なのだろうけれど、少なくとも私たちに関して言うと、私のほうが結婚式に興味がなかった。夫が式を挙げようと言ったのはドレスを着せてやりたいとか、思い出がどうとかでなく、もうちょっと礼や仁の部分だと思う。

準備はたしかに大変だったけど式場の人に任せるより遥かに記憶に残ったし、この準備の期間は一瞬のケーキカットなどよりよっぽど共同作業っぽい。

しんどい部分も多いので別に式挙げなくてもいいと思うけど、それでも式を挙げてくれた夫を改めてみると、式を挙げてよかったというか、この人でよかったと思う。

 

書こうと思えばほんと本一冊分くらい書けてしまうので細かいとこ色々省いたけど、他にも参考になるブログを書かれている方がいるのでそちらも併せて読むと、これからの人には参考になるのかもしれない。

結婚式の準備についての覚書、基本なんの思い入れがない男性の視点から

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