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食事のこと

夫には食べられるものと、食べられないものがある。

クローン病という炎症性腸疾患で、有名なところでいうと安倍総理の患っている潰瘍性大腸炎も同じ炎症性腸疾患である。

消化器官に炎症ができる病気で、食べ物の影響が大きく食餌制限があり、制限すべき食事にも個人差がある。

夫の食べられないものは、お肉と油と食物繊維。

脂質は炎症の原因となるため、肉だと脂質の低い鶏肉や豚ヒレ以外は食べられない。

油はオリーブオイルなら大丈夫で、それ以外の油、バターやマヨネーズは当然のごとく、サラダ油の使われたドレッシングや、脂質を含む市販のおやつの多くも食べられない。

消化器官を傷つける食物繊維もだめで、レンコンやごぼうをはじめ、きのこ類や海藻なども食べられない。

そういうわけで、食べられるものに制限があると、当然メニューと栄養が偏りがちになる。

料理人の友人がむかし薦めていた本がある。いろんな野菜の主な栄養成分や保存方法、下準備、簡単なレシピなどが載っている本だ。

 

からだにおいしい 野菜の便利帳

からだにおいしい 野菜の便利帳

 

ブックオフを偶然ウロウロしている時に同じものがあったので先日買ってきた。

メニューがマンネリ化してきて、新しい野菜を使ってみたいけど野菜のことをよく知らない。そんな時にこの本を見ると、色んなことが載っていて、スーパーでも手を伸ばしやすい。野菜をあまらせ気味なので保存方法を一冊で確認できるのも便利だ。

この本を見て、はじめてズッキーニのスパゲティを作ってみた。なかなか美味くできて好評である。(食べかけの写真だけど)

 

 

夫に食餌制限があるという話をすると、昔から「それは(料理作るの)大変だね」と言われる。

私は元々料理をしない上に食にこだわりのない人間であって(三食うどんでもイケる)、彼と付き合い始めてから本格的に料理をし始めたクチなので、「料理をつくることは一律に大変」だけど、「食餌制限があるから大変」だと思ったことは正直あんまりない。

なので「大変ですね」と言われるとどうリアクションしていいか困る。大変なのは私でなく僕なので、といった気持ちである。

制限はあるけど食べるとすぐ死ぬというものでもないので、そういう制限でいうとよっぽど食物アレルギーの方が大変だと思う。

得をしていると思うことは案外多く、先の友人は体調を崩すと必ず「何を食べたらいいと思う?」と連絡してくる。それに助言することが出来るのも、その一つだと思う。

ちなみに、食餌制限用のレシピをLifewithというレシピサイトに投稿していて、大体そこから体調に合わせて提示する。

家で食事をすることが多いため、まったく夫の胃袋を掴んでいることも大きい。簡単に替えがきかないので、家事をするにしても胸を張るところがある。

「食育」という言葉を聞いて久しいけれど、何も気にせず生きていれば様々な食べ物があり、容易に満たされることはあれ困ることはほとんどない。

自分自身も口にするものだし、子供を持つよりはるか前に食について自然に意識して作れる土台を築けたのはよかったと思う。

だって一人だとチキンラーメン食べちゃうし。

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