読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2013年1月に読んだ本

うすうす気づいてはおりますが、本(文学)についてを主軸に書こうと思い初めた「本トのこと」ですが、この頃ほとんど本について書いてない。

別に本について書かなくてもいいけど、読んでないわけでも語りたい本がないわけでもない。いや基本的に本については語りたくないんだけど、読んだ本のメモくらいしててもよさそうなので、思いついたら書こう!という、ゆるい感じでやっていこうと思いついた。

【2013年1月に読んだ本】

荒地 (岩波文庫)

荒地 (岩波文庫)

ノーベル文学賞作家T.S.エリオットの詩集。「荒地」以外にも彼の主要な詩を収録。

エリオットの詩には過去からのおびただしいallusionが用いられているが、詳細な訳注がついていて、詳しいこと知らずに読んでもそれ単体の詩の力強さを感じられる。

私は詩自体ほとんど読まないし好きじゃないけど、好きな部類の詩だった。

キャッツ―ポッサムおじさんの猫とつき合う法 (ちくま文庫)

キャッツ―ポッサムおじさんの猫とつき合う法 (ちくま文庫)

  • 作者: T.S.エリオット,ニコラスベントリー,Thomas Stearns Eliot,池田雅之
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫
  • 購入: 4人 クリック: 16回
  • この商品を含むブログ (12件) を見る

こっちはミュージカル「キャッツ」の原作にもなった(元は児童向けの)詩で、挿絵があったりユニークな猫が出てきたりと愛らしい印象なので、詩の中でも手に取りやすいかもしれない。

対訳 イェイツ詩集 (岩波文庫)

対訳 イェイツ詩集 (岩波文庫)

こちらもノーベル文学賞作家、イェイツの詩集。対訳になっていて、翻訳された日本語の詩のみならず、原文の詩と並行して読める形式になっていてよい。

日本語と比較して読みつつ、英語に親しみながらその詩本来のもつ音を味わえる。

動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)

動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)

「1984年」の作家として有名なジョージ・オーウェルの作品。

この本は副題に「おとぎばなし」とあるように、子どもにも読めるような寓話として、全体主義やスターリン政権下のソ連を批判した内容になっている。全体主義やスターリンや当時のソ連がどんなものか分からなくても、これを読めば「なるほどこういうことかー」と分かる。

平易な文章なので手軽に短時間で読めるのと、この手の題材や描き方が好みなので1月に読んだ中では一番よかった。

ダブリナーズ (新潮文庫)

ダブリナーズ (新潮文庫)

ユリシーズを読みたいという気持ちはあるけどあまり時間もないので代わりに読んだダブリナーズ。

ダブリン市井の人びとを描いた15編の短編集。物語によって(自分の好み的に)好きなのと退屈なのとがあるけれど、物語のうちの一つ「アラビー」はなぜか読みながらすごくドキドキした。

Copyright (C) 2011 copyrights. 本トのこと All Rights Reserved.