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読書について(ショウペンハウエル著)

『紙に書かれた思想は一般に、砂に残った歩行者の足跡以上のものではないのである。歩行者のたどった道は見える。だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、自分の目を用いなければならない。』

岩波文庫のこの「読書について」は"他二篇"とあるように、目次の順番にいうと「思索、著作と文体、読書について」の三篇から成る。

このうち著作と文体においては、母語が日本語の我々には少々難しいので(というのも、ドイツ語を含む諸外国語の単語解説が出てくるため)分かる部分だけ読むにしても充分であるように思える。

哲学者の書いた思索や読書についての本、と考えると一見難解そうであるが、多くの示唆に富んだ内容になっていながら(著作と文体以外は)想像に反してとっつきやすい本である。

 

 

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